大きなドーナッツ

当時40歳 育児

副鼻腔炎の精密検査の為に MRI を撮った。詳しい結果は後日だが、検査科の報告によれば楽観出来そうな感じとのこと。

さておき、4歳児にMRIの話をする為に「細長い動くベッドに寝て、大きなドーナッツみたいな機械の真ん中を通る」と言うと、すかさず

「食べられるドーナッツ?」

と嬉しそうに聞いてくるのである。

いやいやちょっと待て。「そんな大きなドーナッツがあると思うなんて、子供って可愛い〜」じゃないのだ。普段の会話の様子から察するに、そんな大きなドーナッツがあり得ない事くらいは分かっているはずで、この子は冗談を言っているに違いないのだ。

あざとい、あざといぞ我が子よ。パパはその、「一般の大人が喜びそうな子供らしい冗談」をどうやって身につけたのか、そのメカニズムに大いに興味があるぞ。

さておき、「ドーナッツみたいな機械」と雑な説明をしてしまった事は反省している。「ドーナッツと同じトーラス状の機械」と言った上で、「ドーナッツはトーラス状の揚げパンだよ」と言えば良かった。