「プロジェクト・ヘイル・メアリー」読了

鑑賞

読了と書いたが実際には Audible で聞いた。

読み手がとても上手で、ストレスなく楽しめた。

昨年「三体」を読んで、同じSFの土俵であれほどの大作の後に発表される作品にはどれほどの余地が残されているのか、と思っていたが、心配は全くの杞憂であった。「三体」では詳しく描かれたなかった方面での描写が、この作品では中心に据えられている。科学的整合性も成る程と唸らされるばかりであった。