小さい声で話す

当時34歳 思考 日記

特に小中学校では「大きな声ではきはきと」と、繰り返し刷り込まれてきたように思う。

声が大きくて褒められることはあっても、小さくて褒められることはまず無い。

僕が奥様 (わざと書いています) と出会って最初の頃は、声が小さくて聞き取れないことが度々あり、そのたびに聞き返した。

恥ずかしがっているのか、引っ込み思案なのか?慣れるとだんだん大きな声で話すようになるのか? などと考えたりもした。

ある時、奥様の昔ながらの友人方と会う機会があり、驚いたことに、みんな声が小さかった。

そうか、この人達の間ではこれが普通なのか。。。

結局、慣れたのは僕の方だった。聞き取れないことも殆どなくなり、その大きさを普通だと思うようになった。

すると不思議なことだが、必要以上に大きな声で会話をする人たちを煩く感じるようになった。

どうして声の届くぎりぎりの音量に調整できないのか。余分な音量に何の意味があるのか。なんて思うようになった今日このごろである。